GNU諮問委員会
概要
GNU諮問委員会はGNUプロジェクト内部の調整を促進するためにつくられました。GNUおよびFSFの創始者であるRMS(リチャード・ストールマン)はGNUプロジェクトの全体の責任者、そして権威として、Chief GNUisance(最高グニゃっかいもの)にとどまります。
委員会の責任は、プロジェクト全体を扱うことです。メンテナー、FSF、そして他の方々からの質問の第一の連絡点となります。委員会のメンバーはRMSから任命され、現在の問題について毎月電話会議を行います。
委員会へは直接、<gnu-advisory@gnu.org>宛に連絡することができます。
現行 委員会メンバー
- Alexandre Oliva
- Amin Bandali
- Christian Grothoff
- Jason Self
- Jim Meyering
- Jose Marchesi
- Mike Gerwitz
- Simon Josefsson
責任
委員会の主要な責任は下記のとおりです。
- プロジェクトが健全であるか監視します。問題を同定し、可能な解決策をRMSに代わって検討します。
- プロジェクト内部のコミュニケーションを改善します。メンテナー、FSF、および他の方々と積極的に話し合う役割を担います。
- プロジェクト全体に関わる問題について、内部および外部両方からの第一の連絡点となります。
- 優先度の高いプロジェクトのリストをFSFとともに保守します。
- GNU関係の活動を定期的にレビューし、重複を避けて既に行われている作業を奨励します。また、見込みのあるGNUパッケージの採用について議論します。
- RMSから必要に応じて諮問を受け、公式アナウンスの内容を議論します。
GNUメンテナーの皆さんへ
GNUソフトウェアのメンテナーになりたい方で、諮問委員会に関して詳しく知りたい方は、GNUメンテナー情報の手伝ってもらうセクションをご覧ください。
歴史
委員会は、最初の会議を2009年12月に開きました。
Brian Goughは2012年1月までメンバーでした。
John Sullivanは2021年4月までメンバーでした。